水素の利用

1900年ごろから浮揚ガスに水素を利用した飛行船が開発実用化されましたが、1937年にドイツの飛行船ヒンデンブルグ号がアメリカ・ニュージャージー州の飛行場着陸時に爆発、炎上しました。
 当時、事故原因は水素ガスの引火とされ、その後、水素を浮揚ガスとする飛行船は使用されなくなりました。(後の解析により放電による船体外皮の炎上、爆発が原因だったとわかりました。)
 近年、水素は燃料電池の燃料として注目されています。家庭用の電源や自動車の動力として二酸化炭素や有害物質の発生が少ないだけでなく、水の電気分解から水素を安定的に取り出せる利点があります。水素を蓄えることのできる水素吸蔵合金の開発も燃料電池の普及には欠かせません。

ニカエル君_H